製薬会社でMRとして働くとき、新薬メーカーだけが就職先ではありません。ジェネリック医薬品を主に取り扱うジェネリックメーカーも存在します。

基本的には新薬メーカーのMRを目指す人が多いです。ただ、中にはジェネリック医薬品のMRとして転職し、働き始める人もいます。例えばジェネリックメーカーとしては、日医工、東和薬品、沢井製薬、武田テバなどが知られています。

そこで、「どのようにジェネリック医薬品をPRすればいいのか」「なぜ、ジェネリックメーカーMR」を目指すのかなど、ジェネリック医薬品を扱うMRについて解説していきます。

かつて、ゾロ品といわれていたジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品を取り扱う以上、どのようにしてジェネリック医薬品がいまのように普及してきたのかについて知らなければいけません。ジェネリックメーカーMRとして、「かつてジェネリック医薬品がどのように扱われていたのか」を知ることは必須だといえます。

昔、ジェネリック医薬品はゾロ品と呼ばれていました。新薬の特許が切れた後にゾロゾロと出てくることから、ゾロ品という名前が付いたのです。

そして、このときのジェネリック医薬品は品質が悪かったという事実があります。実際、先発医薬品からジェネリック医薬品に変更することによって、多くの健康被害を生じるようになりました。

例えば、腎不全の治療薬としてクレメジンが知られています。クレメジンのジェネリック医薬品として「メルクメジン」があり、2005年の学会では「先発医薬品クレメジンからジェネリック医薬品メルクメジンへ変更したところ、患者さん13人のうち9人で症状が悪化した」ことが報告されています。

そこで両者を比べたところ、試験管レベルで明らかにジェネリック医薬品メルクメジンの方が、効果が劣っていることが分かりました。

こうした健康被害を生じる可能性が高かったため、ジェネリック医薬品は好印象を伴わない「ゾロ品」と呼ばれていたのです。

ジェネリック医薬品の注目と製剤的な工夫

そうした中、今度はジェネリック医薬品が着目されるようになりました。これは、単純に薬価が安いからです。国の医療費は膨大に膨れ上がっているため、医療費を抑えるために国がジェネリック医薬品を使用するように推奨したのです。

そこで、ジェネリック医薬品の使用が推し進められてきました。例えば、先発医薬品の名前を記載するのではなく、特許が切れた薬については一般名(薬の成分名)で処方せんを記載することによって、医療機関は点数を加算できるようになりました。

また、先発医薬品をジェネリック医薬品に変えるかどうかの判断を下すのは主に薬局です。そこで、薬局に対して「ジェネリック医薬品を活用する割合を高くするほど、それに応じて多くの点数を請求できる」などのようなインセンティブを設けるようにしました。

これらの対策によってジェネリック医薬品が推奨されてきました。

また、ジェネリックメーカーとしても単に先発医薬品の模倣をするのではなく、製剤的な工夫を施すようにしました。例えば、先発医薬品にはないOD錠(水なしで飲める錠剤)などを開発するのです。

そうした中、先発医薬品を凌駕したジェネリック医薬品も存在します。この一つにアーガメイトゼリーがあります。アーガメイトゼリーは高カリウム血症の治療薬です。主に腎不全の患者さんがアーガメイトゼリーを服用します。

従来の薬はザラザラした感触であり、服用しにくいという問題点がありました。また、腎不全患者では腎機能が弱っており、尿の生成が困難です。そうしたとき、無駄に水を飲むのはよくありません。ただ、薬を飲むときは水と一緒に服用する必要があります。

そこで、アーガメイトゼリーでは「従来の薬のザラザラ感を解消し、水なしで飲める」という特徴があったため、現在では先発医薬品よりも高シェアを実現しています。

たとえジェネリック医薬品であったとしても、製剤的な工夫が施され、さらに値段が安いという特徴があれば先発医薬品を超えることがあるのです。

オーソライズドジェネリック(AG)の出現

そうした中、オーソライズドジェネリック(AG)が出てくるようになりました。オーソライズドジェネリックでは、本当の意味で先発医薬品とまったく同じ医薬品だといえます。

現在ではジェネリック医薬品であっても高品質を保っています。ただ、このときは「効果が同等」という意味であり、完璧に効果が同じというわけではありません。あくまでも「統計学的に効果が同等である」といわれているだけです。

実際、ジェネリック医薬品へ切り替えることによって、薬の効果がなくなったり副作用が表れたりする患者さんは何人も存在します。

これは、いくら先発医薬品とまったく同じ有効成分を使っていたとしても、製剤的な工夫が異なるからです。わずかな違いではありますが、これによって薬を服用したときに患者さんによっては効果に違いが表れるようになるのです。

ただ、オーソライズドジェネリックの場合は用法や用量、原薬(薬の有効成分)、添加物、製造方法まですべて同じです。違うのは、PTPシートのラベルだけです。

販売している製薬会社が新薬メーカーなのかジェネリックメーカーなのかという違いだけで、中身は完全に同じです。これは、新薬メーカーがジェネリックメーカーと提携することによって可能となりました。

こうした医薬品をオーソライズドジェネリックといい、本当の意味で効果が完全に同じであり、値段が安い医薬品になります。完全に同じであるため、オーソライズドジェネリックでは効果が同等であることを証明する「生物学的同等性の試験」をパスすることができます。

ジェネリックメーカーMRの仕事内容

ここまでの知識を踏まえたうえで、ジェネリックメーカーMRの仕事内容について解説していきます。

ジェネリック医薬品にとって重要なのは、製剤的な工夫です。アーガメイトゼリーのように、「ゼリー製剤を開発したことによって服用しやすくした」などの工夫が差別化のポイントになるのです。

そういう意味では、新薬メーカーMRとジェネリックメーカーMRでは製品の売り方が大きく変わってきます。

新薬メーカーMRの場合、他メーカーの薬の特徴を踏まえたうえで、医師に対して薬の性質や薬効薬理、代謝経路などの説明をしなければいけません。「副作用の発生頻度はどうなのか」「他剤と比べて、効能効果や代謝の優位点は何か」など、主に薬の使い方に関する情報提供をしていきます。

例えば高血圧の薬を説明するにしても、「血圧低下の中でも、特にモーニングサージ(早朝高血圧)の抑制に優れた効果を発揮する」「より臓器保護作用が強いため、CKD(慢性腎不全)患者に効果的」などのようにアピールしていくのです。

一方でジェネリック医薬品になると、競合する相手は「先発医薬品とその他同じ有効成分を含むジェネリック医薬品」になります。

このとき、当然ながら薬の効能効果はまったく同じですし、薬の活用方法も変わりません。そこで、製剤的な面から薬を説明していく必要があります。

「先発医薬品にはないOD錠やフィルム製剤がある」「割線を入れることによって、半錠にしやすくした」「先発医薬品では冷所保存しなければいけなかった点眼薬だが、防腐剤フリーにすることで室温保存を可能にした」など、製品によって特長があります。

もちろん、「先発医薬品とまったく同じオーソライズドジェネリック」という売り方もあります。

こうした製剤的な特徴から医師や薬剤師に対して説明していき、自社のジェネリック医薬品を採用してもらうように働きかけるのが、ジェネリックメーカーMRの仕事内容です。

また、新薬メーカーでは主に薬を説明する相手が医師です。それに対して、ジェネリックメーカーMRでは薬剤師に対して薬を説明します。前述の通り、どのメーカーのジェネリック医薬品を採用するのかを決めるのは調剤薬局だからです。

院内処方をする場合はクリニックへ営業しますし、病院でも営業活動をします。ただ、メインは調剤薬局になるのです。

ジェネリック医薬品に切り替えられにくい分野を知る

製剤的な観点から医師や薬剤師に情報提供し、間接的に患者さんに説明してもらうことで、より患者さんに自社製品(ジェネリック医薬品)を活用してもらうことができます。こうした活動によって、自社の成績が伸びるだけでなく医療費削減にも貢献できます。

しかし、医薬品の性質上の問題から「先発医薬品からジェネリック医薬品へ切り替えられにくい薬」が存在します。そうした医薬品営業の場合、特にジェネリックメーカーMRの腕の見せ所だといえます。

これらジェネリック医薬品に切り替えられにくい分野としては、「外用薬」「精神疾患の薬」「命に関わる薬(抗がん剤など)」「バイオシミラー」があります。

・外用薬

内服薬の場合、効果が同等とされている薬であれば、たとえジェネリック医薬品に切り替えたとしても効果が同じであることがほとんどです。ただ、外用薬の場合は必ずしもそうではありません。内服薬に比べて、外用薬では切り替えによる効果の違いが表れやすいです。

外用薬としては貼付薬(貼り薬)や点眼薬、軟膏・クリームなどが知られています。

これら外用薬の場合、例えば貼付薬であれば薬の有効成分が皮膚から吸収されることによって、ようやく効果を発揮するようになります。このとき、製剤的な違いによって薬の吸収度合いが人によって大きく変わることがあります。

例えば、気管支ぜんそくの治療薬としてホクナリンテープ(一般名:ツロブテロール)が知られています。ホクナリンテープをジェネリック医薬品に切り替えたとき、「喘息症状が悪化するケースが存在する」ことは広く知られています。

これは、ホクナリンテープの場合は「皮膚からゆっくり吸収され、薬の効果を発揮する」ことが一番の特徴であるため、ジェネリック医薬品に切り替えたときに症状悪化を招くケースがあるのです。

ここまでではなくても、貼付薬では「貼り心地やかぶれ」が重要になります。また、点眼薬では「弱い力でも点眼できる容器」に入っている必要があります。薬の効果が異なりやすいだけでなく、それ以外の要素も重要になるため、外用薬ではジェネリック医薬品へ切り替わりにくいです。

・精神疾患の薬

また、精神疾患の薬もジェネリック医薬品が使われにくいです。精神疾患としては、睡眠薬や抗うつ薬、抗精神病薬(統合失調症の薬)、抗不安薬などが挙げられます。

こうした精神疾患は糖尿病や高血圧のように「HbA1cが6.5%以上になっている」「上の血圧が140を超えている」などのように、数値で表しにくい分野です。

さらに、精神疾患の患者さんは独自のこだわりをもっていることが多いです。そのため、先発医薬品からジェネリック医薬品へ変えることによって、「いつも使っているお気に入りの薬が変更された」ように感じてしまいます。

その結果、たとえ効果が同等であることが証明されており、ジェネリック医薬品の特徴を説明したとしても、ジェネリック医薬品へ切り替えることによって結果として薬がまったく効かなくなることがあるのです。

まったく効果のない薬を投与したとしても、思い込みによって症状が改善するプラセボ効果は有名です。これと逆の現象(薬の効果が思い込みによってなくなること)が起こるのです。

・命に関わる薬(抗がん剤など)

命に関わる重篤な疾患もジェネリック医薬品に切り替わりにくいです。例えば、抗がん剤や抗てんかん薬、抗凝固薬などがこれらに該当します。

こうした薬では、薬の血中濃度がわずかに異なるだけで副作用が表れたり、その反対に薬の効果がなくなったりします。そのため、薬を慎重に投与しなければいけませんし、その管理は非常に難しいです。

前述の通り、ジェネリック医薬品は完全に同じ薬ではなく、患者さんによっては薬の効き目に違いを生じる可能性があります。そのため、こうした命に関わる薬はジェネリック医薬品への切り替えが難しいのです。

そこで、「切り替えが難しい医薬品の場合、一剤ずつ切り替えて様子を見てはどうか」などを提案することによって、徐々にジェネリック医薬品を活用してもらうようにしていくのがジェネリックメーカーMRの仕事の見せ所です。

抗がん剤など重篤な疾患になるほど薬価が高くなりやすいため、こうした疾患でジェネリック医薬品を活用してもらえるように情報提供することは患者さんにとっても意味が大きいです。

・バイオシミラー

ジェネリック医薬品とは異なりますが、生物製剤のジェネリック版としてバイオシミラーがあります。抗体医薬品やホルモン製剤など、遺伝子組み換え技術を活用した医薬品について、特許が切れた後に発売されるものをバイオシミラーといいます。

内服薬など一般的な医薬品の場合、小分子であるのでまったく同じ有効成分を活用することができます。

一方で抗体医薬品やホルモン製剤の場合、製造場所や活用する細胞を含め、完全に同じ環境を作るのは不可能です。つまり、生物製剤についてはまったく同じ医薬品を作ることはできません。そのため、「似た医薬品」としてバイオシミラーと呼ばれます。

バイオシミラーも当然、効果が同等である試験は行われています。ただ、有効成分が同じではなく似ているという性質のため、同じように効果に違いが表れやすい分野と考えられています。

ただ、抗がん剤などと同様に生物製剤も値段が高額になりやすいです。そのため、バイオシミラーは価格という意味で大きな影響があります。

ジェネリックメーカーMRの転職・求人を探る

このように、ジェネリックメーカーMRでは新薬メーカーMRとは異なる仕事をしなければいけません。同じ製薬会社ではあっても、営業活動は大きく異なるのです。

それでは、ジェネリックメーカーの転職・求人事情はどのようになっているのでしょうか。これについて確認していきます。

新薬メーカーからジェネリックメーカーへは転職可能

一般的に「ジェネリックメーカーに勤めるMRが新薬メーカーMRへ転職するのは難しい」とされています。前述の通り、薬の売り方が異なるからです。たとえジェネリック医薬品で大きな成果をだしていたとしても、それが新薬販売でも通用するとは限りません。

ただ、その逆であれば転職を問題なく実現できます。新薬メーカーやCSO(コントラクトMR)で新薬に携わっていた人であれば、ジェネリック未経験であったとしてもジェネリックメーカーのMRの求人募集へ応募し、転職することが可能なのです。

このとき、ジェネリックメーカーとしてはいくつかの形態があります。これらを見極めたうえで、どの求人へ応募するのかを見極めなければいけません。

ジェネリックメーカーの形態としては、以下のようなものがあります。

・大手製薬会社の子会社

大手製薬会社が子会社としてジェネリックメーカーを保有していることはよくあります。例えば、第一三共エスファ、エルメッド エーザイ、田辺製薬販売などがこれに当たります。

・大手の内資系ジェネリック医薬品専門メーカー

内資系ジェネリックメーカーの中でも、新薬メーカーほどではないにしても大手に属する会社が存在します。日医工、沢井製薬、東和薬品がこれに該当します。

・大手の外資系ジェネリック医薬品専門メーカー

武田テバなど、大手の外資系ジェネリックメーカーが存在します。また、ファイザーなどジェネリック医薬品を積極的に売っている新薬メーカーもあります。

・中小ジェネリック医薬品専門メーカー

その他、ジェネリック医薬品には多くのメーカーが存在します。その中には、医療関係者であってもほとんど聞かないメーカーが存在するほどです。新薬メーカーに比べて、意外とジェネリックメーカーの数は多いです。

CSO(コントラクトMR)にもジェネリック医薬品のプロジェクトがある

どのジェネリックメーカーのMRを目指すのかについては、上記のような形態を見極めたうえで応募するようにしてください。ジェネリック会社によって提携している新薬メーカーが違うため、それぞれ特徴が大きく異なります。

また、CSO(コントラクトMR)であってもジェネリック医薬品のプロジェクトが存在します。例えば、以下はCSOの会社から出された実際の中途採用募集です。

仕事内容には「新薬・ジェネリックメーカーでのMR活動」とある通り、ジェネリック医薬品会社のMRとして活躍することもあります。

ジェネリック医薬品を販売する経験というのは、必ずしもジェネリックメーカーに在籍しなければいけないわけではありません。CSOのコントラクトMRであっても、問題なく経験できます。

ジェネリックメーカーMRの年収を探る

それでは、ジェネリックメーカーで働くときの給料はどうなのでしょうか。

新薬メーカーでMRをするとなると、高年収を実現できることで知られています。MRの平均年収は700万円ほどであり、平均年収が1000万円以上の大手製薬会社も存在します。MRであれば、40代になると年収1000万円を超えていることは珍しくありません。それだけ、MRの給料は高いのです。

それでは、ジェネリックメーカーMRの給料はどうかというと、新薬メーカーMRには及びません。ジェネリック医薬品専業の中で大手といわれている会社であっても、平均年収は600万円ほどです。

ジェネリックメーカーMRの場合、新薬メーカーほどの高年収は期待できません。そのため、新薬メーカーからジェネリックメーカーへ移る場合、高確率で年収が下がることは覚悟しなければいけません。

ただ、これは「新薬メーカーと比べれば給料が低い」というだけであり、異業種の営業職に比べるとジェネリックメーカーMRの年収は高いです。給与水準については、世間一般的な給料に比べると高い年収を実現できると考えてください。

若いMRよりも、ベテランMRに人気のジェネリックメーカー

年齢の若いMRの場合、圧倒的に新薬メーカーMRが人気です。ジェネリックメーカーMRであると新薬メーカーへ転職しづらく、キャリアの幅も狭くなるからです。

年齢の若いうちからジェネリック医薬品だけに携わりたいと考える人は稀です。前述の通り年収も低く、若い人がジェネリックメーカーMRをするメリットはほとんどありません。

一方で年齢が高くなり、ベテランMRになると状況が変わってきます。年齢が高くなるほど、新薬メーカーへの転職は難しくなります。少なくとも、35歳を超えるとほとんど求人がなくなると考えてください。

また、社内でのキャリアパスを考えたとき、新薬メーカーでずっとMRを続けていくよりも、「CSOやジェネリックメーカーへ移籍して数年MRをした後に内勤へ移る」ことを考えた方がいいこともあります。

そのため、ベテランMRではCSO(コントラクトMR)を目指したり、ジェネリックメーカーMRを考えたりします。現職が新薬メーカーMRの場合、前述の通り未経験であってもジェネリックメーカーへ転職できるため、ジェネリック未経験であることについては大きな問題にはなりません。

本気でジェネリックメーカーMRを目指す必要がある

ただ、当然ながら簡単にCSOのコントラクトMRとしてジェネリック医薬品のプロジェクトを任されたり、ジェネリックメーカーへ容易に転職できたりすることはありません。履歴書を作成したり面接対策を行ったりするとき、なぜジェネリック医薬品に携わりたいのか必死で考える必要があります。

さらに、年収や勤務地についてわがままをいうほど転職は難しくなります。年収が低くなる覚悟はしなければいけませんし、特に年齢の高いベテランMRであるほど勤務地の要望をいってはいけません。

まだ30代前半なのであれば、初任地については意見を聞いてくれる可能性があります。CSOであっても、勤務地限定を実現できるかもしれません。

ただ、それ以上の年齢の場合は全国転勤ありを受け入れるほど転職に成功しやすくなります。また、それが無理であっても「関東エリアなら転勤があっても大丈夫」などのように、勤務地についてある程度のゆとりをもたせる必要があります。

日医工、東和薬品、沢井製薬、武田テバなど、ジェネリックメーカーを希望するからといっても、簡単に採用されると思ってはいけません。転職エージェントなどと相談しつつ、どのような求人に応募すれば採用され、転職に成功できるのかを考えながら転職活動を進めてみてください。


MR転職で失敗しないために必要な理想の求人・転職先の探し方とは!

MRが転職するとき、求人を探すときにほとんどの人は転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人で求人活動を進めた場合、頑張っても1~2社へのアプローチに終わってしまいます。さらに、自分だけで労働条件や年収、勤務地の交渉まで行わなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに依頼すれば、これまでの企業とのつながりから最適の求人を選択できるだけでなく、あなたに代わって年収や福利厚生を含めてすべての交渉を行ってくれます。

特に製薬業界の場合、情報を表に出せないので非公開求人となっていることがほとんどです。そのため、MRの転職では転職サイトの活用が必須です。

ただ、転職サイトによって「外資系に強い」「中小の求人が多い」など特徴が異なり、保有している会社の求人が違ってきます。そのため複数の転職サイトを利用する必要があります。

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